55 :本当にあった怖い名無し:2015/10/27(火) 23:16:08.79 ID:FPxF5CIi0
石じじいの話です。
彼が住んでいた村には真言宗のお寺がありました(さすが四国ですね)。
その寺の裏山(寺所有の山林)に、石切場があり、そこから砂岩がとれたそうです。
あまり硬くなく質が良いとは言えないものでしたが、加工が容易ですぐに手に入った
ので、その寺をはじめとして、村落の石垣などを築くときに、利用したそうです。
墓石にも使われましたが、年月がたつとぼろぼろになって、ほった文字が読めなく
なるようなしろものでした。
じじいは、その石切場での石の切り出しと加工も請けおっていました。
生前、彼の小屋で、ぼろぼろにさびた鉄製の大きなはさみのようなものを見せてくれた
ことがあります。これで、石を挟んで運ぶんや、と言ってました。
石垣用の石を割っていたときに、その砂岩のなかから、女性の顔が出てきたそうです。
たまに、化石がみつかることがある地方でしたが、その石切場からは、それまで化石
など発見されたことはなく、それにもまして、それがリアルな女性の三次元の顔(マスク)
だったので、たいそうたまげたとのこと。
それは、けっこう美人で、眼をつむっていたそうです。もちろん眼を開くようなこともなく。
石に割れ目があって、それにそってくさびを打ち込んだら、ぼろっとそこから二つに
分離して、顔が出てきたと。実際の人間の顔よりもちょっと小ぶりだったそうで、
雌型(モールドともいいますが)もしっかりと残っていました。
雄型(凸)は、気色が悪いということで、お寺でお経を上げてもらって、池の土手に
塚を作って埋めたとのこと。
雌型のほうは、じじいがこっそりと家にもってかえって置いておいたそうです。
漬け物石などに使ったそうですが、いつの間にか無くなっていた。
引用元:https://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/occult/1445320336/
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コンビニよりも寺の方が多いというのに
運慶が仏像を彫っているのを往来から見ていると
だれかが
「あれは仏像を削り出しているのではなく
木の中に埋まっている仏様を彫り出しているのだ」
といったのを聞いて
さっそく家に帰って薪を彫ってみたが何も出てこず
「どうもうちの薪には仏ははいってなかったやうだ」で終わる話があったっけ
写真ないんかい!
四国は弘法大師さんの縁が深いところです。お大師さんが開いたのが真言宗ですね。
真言宗派のお寺さんはホント多いですよ。
四国の親戚の法事に参加しtことがありますが、みんなで般若心経唱えるんですよ。
唱えるスピードが速い速い。みんな付いていくのが精一杯でしたね。
マントラも唱えるし、なかなかエキサイティングな法事でしたわ。
石ジジイ「あれ?これは流石に元に戻るだけなんじゃないの?でもなんかワクワク」
雄型・雌型「……‼︎……‼︎……‼︎エクスタ
石ジジイ「ハイ駄目〜」
最近は機械が発達したせいかさっぱり見なくなってしまった
熟練のカラテカにも負けぬ石割りをもう一度みたいものである
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