
117:名無しさん:14/04/06(日)18:19:08 ID:M3wPWuyfr
他人からしたら「だから?」っていうかんじですが、一応かきます。
祖母がまだ生きてるときに、
「私も先長くないから、何か買ってあげる。なんでも言ってみなさい」
といった。
俺は、
「じゃあ、新しい自転車がほしい」
といった。
数日後、俺は祖母と自転車を買いに行った。祖母は俺の喜ぶ顔を見てにっこり笑った。
しかし祖母は一週間後、昔からの持病で亡くなった。
俺はその自転車を祖母のように大事にした。
一年後の夏、祖母の買ってくれた自転車で峠をくだっていた。左側は絶壁だ。
あるカーブに差し掛かったところで、そのカーブがとても急なことに気づき、ブレーキをかけたが、遅かった。
時速60キロのまま落車、転がりながら、
「このままだとガードレールを乗り越えて崖から落ちる。落ちたら怪我じゃすまない」
と思ったがどうしようもない。俺もここで死ぬのか。
そしたらいきなり祖母の顔がみえた。
「あんたはまだ来ちゃだめ」
そしたらガードレールにあたる直前に、俺の自転車が俺とガードレールの間に入り、俺が落ちるのを防いでくれた。
しかしその拍子で自転車は崖から落ちた。あとで自転車を下から引き上げると、フレームは折れ、
元型をとどめてないほど大破していた。俺は骨折と擦り傷で済んだ。あの時自転車が間に入ってなかったら俺は死んでた。
祖母が俺を助けてくれたんだ、と俺は思った。
俺は自転車と祖母に感謝しながら、自転車を捨てた。
引用元:https://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1394112615/
引用元:https://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1394112615/
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言っては悪いが、まあ、確かにそうですね。題材もよく見るものであるし、先も読めます。
冒頭部分で、投稿者殿と祖母殿の心の触れ合いなどをもう少し書き足せば良かったかもしれません。それと、投稿者殿の年令・学年を明記する事です。
ガードレールにぶつかりそうになった場面も、祖母殿の顔が見えた、ではなく、例えば「ガードレールに向かって直進していた自転車が、理屈では考えられないがいきなり横向きになって、次の瞬間俺は、何かに引っ張られるように自転車から落ちて、自転車が俺とガードレールの間に入る形になり、俺が落ちるのを防いでくれた。代わりに自転車が崖から落ちて行った」などと、祖母殿の霊の関与をあくまで間接的に表現すればもっと読み応えが出たかも知れませんね。
余談になりますが、いくら下り坂とはいえ、時速60キロは速すぎ。競輪の選手になれるかも?
あんたは本当に情緒も風情もない人間だな
なんで他人の体験談をわざわざ上から目線で推敲したりケチつけたりすんの?
今まで黙ってたけど、マジでウザいわ
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