218 :長文すまそ:02/05/09 04:08
ひと昔くらい前の話です。
当時僕は峠の走り屋(イニDな感じね)で、
よく1つのショップに出入りしてたんですが、その中の年上の仲間の人が
長期入院してしまい、車はショップに預けっぱなしになっていました。
数カ月後その方は愛車に乗る事なく亡くなられてしまい、その父親(亡くなられた方も)
地元では有名な音楽の先生でしたので、葬祭センターを借りての壮大な葬儀となりました。
で、告別式の前日、遺族からショップに電話があり、
「(亡くなった仲間の)車を告別式に参加させて上げたい」との事でした。
この時ショップの店長は生憎外出中で、なにげにそこの奥さんが車のカギを取って
葬祭場まで運転して、タクシーでショップまで戻って来たそうです。
告別式の後日、僕がそのショップに行ったら、ショップのダンナと奥さんが喧嘩していたんです。
よくよく聞いたら、その持って行った車はバッテリーが上がっていて、当然セルも
回る訳もなく、動くはずがないのに、奥さんはそれを知らずに葬祭場まで乗って行ったのです。
で、葬祭場に件の車を取りに行ったら、やっぱり車は動かなかったそうです。
不思議な体験ってあるんだなーとこの時初めて思いました。鉄の固まりとはいえ、
やっぱり最後のお別れに行きたかったんでしょうね。
引用元:https://curry.5ch.net/test/read.cgi/occult/1019891278/
コメント
コメント一覧
喧嘩してたのは帰りのことを考えずに乗ってきたからでしょ
式場に着いても帰るまでエンジンかけっぱなしなら問題なかった
コメントする