202: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/21 00:36
14~15才の頃の話。
私の故郷はその昔小さな城下町だった町。
いつも一緒の6人と、その日も私の家で、遊んでいた。
時は午前2時。
その中でもなかのよいYは「やっぱり帰る」と言い出した。
仕方がないので6人が、ずらずらと自転車で送ってやる事になった。
途中にアーケードの商店街。
そこを抜けて、すっと暗くなった頃から、
Yの自転車のスピードがおかしくなってきた。
私達5人を置いて、先へ先へと行っている気がした。
「おい、Y」「おい。Y」「おい、Y」
何度呼んでも振り向かず、とうとうそのまま家に着いた。
Yは振り向きもせず、玄関を閉めた。
怒った私は次の日、Yを問いただした。
すると、
「最初に名前を呼ばれた時、振り向いたら、荷台にシラナイ女が乗っていた
もう、振り向けなかった」
と
引用元:https://curry.5ch.net/test/read.cgi/occult/1023599400/
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買い物に行こうとしたらカゴにみっちり入り込んでて、どいてくれないかと交渉もしたが面倒くさそうにこっちを見るだけ
仕方なくそのまま出発すると猫もご満悦の様子
買い物を済ませて自転車に戻ると若い女子に囲まれていた。猫はさらにご満悦の様子
こんな事を言われて信じる者がいるでしょうかねえ?
7人で遊んでいるうちに、他の6人が意識せずにY君に嫌な事をしたか言ったかで、彼は「『やっぱり帰る』と言い出した」。そして自転車に乗ってからも怒りが収まらず、呼ばれても振り向かなかった。
後になって冷静になったY君は、自分も悪かったと反省し、しかし思春期特有の自意識や恥じらいで素直に謝れず、そんな怪談を自作した。
そう考えれば何も不思議な話ではないのですが、いくら仲がいい友人同士とはいえ、1人が帰宅するのに全員でついて行ってやるなんて、Y君は幼稚園児でもあるまいに、あるいは治安の悪い土地でもなさそうなのに、何やら、怪異譚を創作するために無理やり作った設定のようにも見えます。
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