295: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/12/03(木) 17:58:11.65 ID:uMc1xqWc0.net
第二次世界大戦末期、ドイツの強制収容所が連合国によって
解放されたとき、助け出された生存者の多くは飢えて死ぬ寸前だった。
兵士はすぐさま食事を用意して生存者たちに与えた。
しかし、極限まで飢えて衰弱した生存者たちの体に普通の食事は
大きな負担で、そのうえ飢えているために夢中になって際限なく
食べてしまうこともあり、食事を与えたことが原因で死亡して
しまう例が後を絶たなかった。
飢えた人間に食べ物を与える、というアンパンマンにも代表される
正義が行われたにも関わらず、人が死んだという話。
余談として、
ロシアが解放した収容所は、他連合国が解放した収容所よりも
生存率が高かった。要因はさまざまあるだろうが、そのひとつとして、
ロシアの兵士たちは飢えがどういうものか、飢えた人間にどう食事を
させればいいか知っていたから、と言われる。
297: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/12/03(木) 18:15:49.69 ID:qmqNlltUO.net
>>295
お菓子船間宮が沈められたとき、100人以上が救助された甲板の上で次々に亡くなったって
助かったって安堵してそのまま死んでしまうんで安堵死って生き残りの人が証言してたが
せっかく助かったのにってやりきれないな
298: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/12/03(木) 18:33:22.65 ID:TKDq0Yd30.net
三日食わないと流動食以外受け付けないって言うね
日本でもそういう話なかったっけ
戦国時代に籠城戦で攻め込む側が兵糧攻めにして
降伏したんでじゃあ許そうと城内の生き残り兵士に握り飯を振る舞ってやったら
一口食って飲み込むなり次々に頓死していったとかいう
299: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2015/12/03(木) 19:12:30.02 ID:gbfjJz8E0.net
助けたつもりが裏目に出たってやるせないなあ
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1448078301/
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>日本でもそういう話なかったっけ 戦国時代に籠城戦で攻め込む側が兵糧攻めにして
豊臣秀吉は兵糧攻めを何度かやっていますね。ひどい奴です。中でも鳥取城は悲惨で、ようやく解放された人々に将兵らが粥を振舞ったところ、悶死する者が続出云々。
長期間飢えにさらされた人にいきなり固形物や比重の大きなものを食べさせるのはよくないそうです。理由は複雑ですが、消化器官が弱っているのもその原因の一つかと言われます。 私も虫垂炎で手術・入院した時、初日は重湯だけ、その後徐々に食事量と内容を増やすという経過でした。
ちなみに、肉食動物は数日間絶食しても平気で獲物を食べられます。彼らは長期間獲物が獲れない事がしばしばなので、体がそのように適応しているのです。だからと言って、飼っているワンちゃんや猫ちゃんに、獣医師の指示が無いのに絶食なんてしたら虐待です。絶対だめよ。
そこから平常値に戻す場合はその過酷な状況に慣れるまでと逆のことを同じ速度でやらないと体が保たない
例えば、一時期健康法として取り上げられた絶食なんかは
最初は粥や重湯で慣らしていって絶食状態に持ち込んでからまた重湯、粥と食事の内容を逆に戻すというプロセスを踏むからね
断食でもいきなりガツガツ食わんしな
捕虜収容所での生活はジュネーブ条約に沿って行われ、その日常は数々の映画で描かれ記録映像でも残されている
捕虜の最低限の生活物資は連合国側から送られていたし(それをドイツ兵が横取りして処罰されることも)、むしろ大戦末期は監視するドイツ側より連合国捕虜の方が良い生活を保証されていた
ソ連が相手とは根本的に扱いが違う
もちろん消化が終わればエネルギーは増えるんだが飢餓状態だと前払い分で死ぬ
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