夜の山道

87: 本当にあった怖い名無し:2011/09/28(水) 13:39:51.77 ID:d7vViMZ50
気分的に不可解なのでこちらのスレに。 
大学生のとき、失恋とか留年で悩んで、ストレス解消に毎晩のように 
当てもなくドライブをしていた。 
ある深夜のこと、山道を走っていてふと、
「こんな辺鄙なとこで死んだらきっと見つからないだろうな。いっそ死ぬか」という思いがよぎった。 

そんな度胸はもともとありはしないんだが、なんとなく死ねば 
悩みは解決するんじゃないかと考えた。 
そしたら、いきなり車内に、 
「そんなこと駄目だよ。わたしみたいだよ」 
って若い女性の声が響きわたり、俺は心臓が停止するくらい驚いて、 
うわわあああ!と一人で叫んだ。

冷静になって声の原因を探ろうと思ったら、消していたはずの 
ラジオがオンになっていて、微かに女DJが喋ってる声が聞こえていた。

ようするに、たまたまラジオの音が響いただけだったんだが、 
不思議なのは、ラジオがなぜついてしまったのかということと、 
いきなり響いたその台詞だけ大音量で、ほかの音はかなり小さい音量だったこと。
偶然、だろうとはいえ、しばらくは車に乗るたびに怖くてしかたなかった。 
15年前の話です。 



90: 本当にあった怖い名無し:2011/09/28(水) 21:10:42.32 ID:GgLOgaYPO
>>87 
何であれ安易な自殺を止めてくれたんだから 
あんまし怖がるなや 

普通は「良かった、一人じゃさみしいの…死ね」だろうしさ 



91: 本当にあった怖い名無し:2011/09/28(水) 22:22:03.65 ID:d7vViMZ50
>>90 
ですよねえ。 
どっちにせよ、自殺なんて本気でするつもりはなかったけど、 
もしあのとき、「一緒に・・」とか声が聞こえてたらどうなっただろう・・ 
今となっては不可解ながらも懐かしさすら覚える体験でした 


引用元:https://toki.5ch.net/test/read.cgi/occult/1316870756/