ガートルード・バニシェフスキー

10/07/27
隣の家の少女のモトネタ事件
通報を受け、16歳の少女シルヴィアが発見されたのは1965年10月。 
警察が家に到着した時、シルヴィアは地下室のマットレスの上に横たわっていた。 
彼女は尿でずぶ濡れになったベッドに半裸で横たわっており、 
その身体には無数の傷痕、火傷で覆われていた。そして彼女の腹部には 
「i am a prostitute and proud of it(私は売春婦、そしてそれを誇りに思う)」 
と刻み込まれていた。 

この家の所有者、中年女性のガートルードはこうなったいきさつについて、こう説明した。 
シルヴィアは、妹のジェニーとともに夏の間この家に泊っていたが、家を勝手に抜け出し 
数人の少年たちに襲われ、家についた直後に死んだ。彼女は自らこの結果を招いたのだ、と。 
しかし、妹のジェニーの話は違っていた。 



766:10/07/27(火) 21:04:20 ID:aq4WSw8w0
ガートルードは家を守りながら7人の子供を同時に扶養していた。 
インディアナポリス・モーター・スピードウェイでソーダを売ることと 
前夫からの養育費で生計をたてており、食事は缶詰のスープでしのいでいた。 
1965年7月、ガートルードは週給20ドルで LIKENS夫妻が旅行に出ている間 
ベビーシッターとして夫妻の子供達(姉シルヴィアと妹ジェニー)を預かることになった。 

そんなある日、最初のベビーシッターの料金が振込み期日より遅れる。 
腹が立ったガートルードは「タダであんた性格をなおしてやる!」と叫び 
振込みが遅れてることを理由に姉妹に暴力を振るうようになった。 
翌日料金が振り込まれても暴力が止むことはなく、武器は素手からオール、ベルトから 
木の板と残虐行為はエスカレートしていく。 

繰り返される暴力は、しだいにシルヴィアだけに集中していくことになる。 
ガートルードは自分の子供二人(当時15歳のポーラと12歳のジョニー)に 
虐待を手伝わせていたが、近所に住む子供を引き入れ暴力が凄まじいものになっていく。 
ある者はシルヴィアをサンドバッグとして扱い 
ある者は何度も何度もコンクリートの壁にシルヴィアをたたき付け 
ある者は階段上から叩き落とし、ガードルートに命じられるまま 
シルヴィアの肌に150回以上に渡ってタバコの火を押し付けていた。 

シルヴィアがある夜 マットレスの上で失禁した。 
この日から地下室は監獄になり、食事を奪われ自分の尿と便を食することを強いられた。 
そして裸にされ、はやしたてられ無理矢理膣にコーラの壜を差し込まれた。 
さらにシルヴィアは熱く焼けた針で、ガートルードが腹部に単語を刻み込まれる。 

なんとか隣人の注意を引こうとしたシルヴィアだが、 
コンクリートの床に打ち倒され死亡。 

※ガートルードは裁判で終身刑の宣告を受けたが、1985年に仮釈放された。 



768:10/07/27(火) 21:27:46 ID:WZNwYI5j0
>>766 
酷すぎるな 
親にしてみれば、百回殺しても殺したりないだろうな 



769:10/07/27(火) 21:42:34 ID:dvLSLK/T0
>>768 
よく見たら親もDQNっぽい。 
旅芸人一座の労働者であったレスター、ベティ・ライケンス夫妻の子供として誕生した。 
ライケンス夫妻の結婚生活は不安定で、一家は頻繁に引越しをしていた。 
シルヴィアはしばしばよその家に下宿したり、強引に親戚の家に預けられたりした 
なお、シルヴィアは、14もの住所を転々としていた。 
1965年には、祖母が万引きで逮捕、拘留されたために、インディアナポリスで母親と一緒に生活していた 
またガートルードの「娘を正してあげる(straighten his daughters out)」という言葉に勇気付けられた 結果、 
レスターは週20ドルで娘たちを下宿させてもらうことに合意したのだった。 
「親がバカンスに出かける間に子供預けた」んじゃなくて、
ドサ周りの間は子供預けっぱなしにしてたようだ。 
たいして知らないやつに「娘を矯正してやる」と言われて金払って預ける親ってのは… 



767:10/07/27(火) 21:11:21 ID:aq4WSw8w0
シルヴィアは美少女だ・・ 
sylvia-gertrude


映画化になってたりしたんだね。 



771:10/07/27(火) 22:26:00 ID:7AXKR5J40
事件の経緯ありがとう。なるほど、口にするのも憚られるなぁ。 
虐待内容が女子高生コンクリ事件と酷似してるね。 
人数が増え次第にエスカレートしてった過程とかも。 



775:10/07/28(水) 04:19:31 ID:YkQkJMdT0
終わりの方で主人公が 
虐待の主犯である隣の家の熟女を殺すシーンはちょっとスッとする 
その場にいた人々も黙認して事故として処理されるんだよね 

ただ、本の最後に後日談があって 
隣の家の少年(主犯の息子)が成長してから 
連続殺人鬼として逮捕されたって話が出てくる 
後味はしっかり悪いw 



776:10/07/28(水) 07:03:58 ID:1GMi9D3x0
成る程、単に陰惨な事件というだけでなく
それに対する自分の感情までも含めた後味の悪さなんだね。
分析面白かったよ。 


引用元:https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1276865229/