13/06/27
『アイガモ農法』
知らない人の為に説明しておくがアイガモ農法とは
水田にアイガモを放し飼いして害虫の駆除を行わせるという農法のひとつ。
主な効果としてアイガモが虫や雑草を食べて被害が減り、さらに排泄物が肥料になる。
アイガモが動き回る事によって土が撹拌されて作物がよく育つ・無農薬栽培が可能などなど
これだけ聞けば非常に効率的なやり方に見えるアイガモ農法だが、
このアイガモ達は稲作が終わりに近づくとシメて食べられてしまう
ネットの記事では「可哀想」「社畜みたいだな」という感想も多くみられた
田んぼの害虫駆除を頑張ってきたのに用済みになったら
すぐに殺されてしまうアイガモ達を思うと後味が悪い…
と、思うのはいささか短絡的な思考ではないか。
このアイガモ農法、家畜全体で見れば生育環境はかなり恵まれている方である。
生まれてすぐに尻尾を切り取られロクに運動できない室内で一生を過ごす豚
無窓鶏舎というその名のとおり窓の無い部屋にスシ詰めにされて育てられる鶏
口にチューブを連結させ意志とは無関係に無理矢理餌を食べさせられる鴨(フォアグラ)
そんな家畜が当たり前のように各地で大量に消費されているなか、
アイガモは決められた水田から逃げられない意外は自由なのである。
鳥害対策がなされた屋外で気の赴くままに泳ぎ、
好きな時にそこら中に転がっている餌を啄ばむ。
アイガモを食べなくても逃がしてあげればいい・来年も使えばいいという意見もあるのだろうが
アイガモというのは人間が人為的に作り出した品種で自然界への放鳥は固く禁じられており、
大人になった個体は大きすぎて稲を倒してしまう上に
生育が非常に難しい為あまり現実的ではない。
それに、農薬で虫をただ殺すだけのやり方より
「虫を食べた鳥を人間が食べる」というアイガモ農法の方が
食物連鎖の観点から見ても、よっぽど自然に優しいやり方なのである
上の話を見て「アイガモが可哀想」と思った方、
今日の夕飯に並ぶアイガモより遥かに過酷な環境で育てられた鳥肉や豚肉を食べてみて、
後味の方はいかがでしょうか。
684:13/06/27(木) 19:23:59.21 ID:aHMTbvCQ0
バレンタインデーのチョコレートに結婚指輪のダイヤモンド、どこからやって来たのか考えるとえげつないもんは多いな(´・ω・`)
引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1369920708/
コメント
コメント一覧
合鴨がどんだけ恵まれてるか、お花畑の脳ミソでも分かるだろ
となりの半島では、食用犬を都会でも放し飼いにしてるのに、
誰もそれを見て可哀相とは思わないのではなかろうか?
そういう意味では食べられることがないどころか、
毎日のエサのために人を使役できる位置に居るネコは
食物連鎖の頂点に居るということなのだろうな。
> 今日の夕飯に並ぶアイガモより遥かに過酷な環境で育てられた鳥肉や豚肉を食べてみて、
> 後味の方はいかがでしょうか。
それで「こういうものを食べるべきじゃない」と考えた人たちが、ベジタリアンや一部の過激な菜食主義者になってるわけでしょ。
肉屋を打ち壊すような人も世界には、いるしね。
でも野菜だって収穫期には「刈り取られ」るわけだしね。
魚だけではないわな。稲可哀想、なんて冗談でも聞かないわな。
命あるものを殺して自分の命をつなぐ、というこの世界の仕組みに辟易するのはおかしなことではない。
その中で、できるだけマシ、程々の頃合いで収める事を知性というのだが。
動物を殺すなんてお前たちは悪魔だ、と自分の親を殺した人もいましたね。
「効率」は良くないぞ
もっと悲惨なのはペットの「生産」「物流」現場
愛玩のためにどれだけ命を弄ぶねんてくらい残酷
それを知らずに猫ブームとか言って癒やされるアホ
多少暴力的でも押し通せばなると考えてる幼稚な奴らに関わるなってこと。
これがダメならもう肉食わないようにしとけよな。それだけで生物の命が救えるとでも考えるんだなw
そんな話は聞いたことがないな。
合鴨は病気や害虫には無力なので、農家が面倒臭がって農薬を使ったので無農薬ではなくなる例なら知ってるが
そのソースを教えてくれないか?
孵卵器でひなを孵化させたり育てたり
最後に〆るのは忍びなかったが、きちんと命をいただいた。
あの思い出は忘れられない。
もし強要してくるならこっちも菜食主義者どもの口の中に無理やり肉押し込んでやる
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