不気味な部屋

12/02/14
小1の春休み、初めて徳島の親戚の家に遊びに行った時の話。 
畑の隅に、戸口も窓もはずされたボロ屋があり、私は好奇心につられてその家にあがりこんだ。 
玄関脇の三畳間には、畳一面にどす黒いものが染みついており、 
壁や柱にもべたべた赤黒い手形や指の跡がついている。 
あまりの気味悪さに「工事の土だ」と自分を納得させたのだが、       
その日の夕方から腹痛が始まり、下腹に筋肉割れのような筋が何本も走った。 
親戚のおばあさんはそれを見て、 
「○○ちゃん、あの家に入った?」 
「入った」 
すぐに祈祷師のような太ったオバサンが呼ばれ、拝んでもらって、腹痛は治まった。 

あとで聞いたところでは、日本が戦争に負けた時、その家の三畳で切腹自殺した男性がいたのだそうだ。 
介錯なしの切腹だから、彼は朝まで転げ回って苦しんだらしく、 
壁や柱の手形指形はその時のものなのだという。



685:12/02/14(火) 15:24:25.92 ID:gM9wzN8gO
何でそんな場所が、今のこんな時代まで放置されて残ってるんだ?



686:12/02/14(火) 15:46:55.51 ID:ifayR3zN0
>>685 
「小1の春休み」って書いたでしょ。 
1960年の話だよ。 
悪かったね、年寄りで。


引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1327562665/