10/08/15
あたしがたしか2番目のハゲを咥え込んでたときの話なんだけど、そいつは893なんかとの
つながりもある結構ヤバイやつで、手広くビルなんかを経営してて金はあるんだ。月40万の
お手当てとマンション代をもらってたよ。
で、そいつはオカルトというか呪術(でいいのかな)にこってて、「呪い」の実験をするために
新しく賃貸し住宅を建てる、っていうんだよ。中央線沿いに一軒家なんか建てたって金のムダなの
に物好きな話。そいつには、偉い拝み屋の先生がついてて、まあそれも悪いやつなんだ。
で、家は建てた・・・ちっちゃかったけどね。その家の床下に仕掛けをほどこして、どこまで本当
かわからないけど、嬰児の死体やら火葬場の残り灰やらいろいろ埋めて拝み屋の先生と夜中に儀式を
やったみたい。これはみんな寝物語で聞いたんだけどね。
で、その家を格安で貸し出した。ホントに安いし、新築の一戸建てだから契約の希望が殺到したよう
だけど、そいつとつるんでる不動産屋が若い夫婦者に貸し出した。ま、契約希望者の中からそいつが
選んだんだけどね。
でどうなったかというと、2年後にその夫婦には奇形児の子供が生まれて、生まれながらに植物状態
で生かしとけば一生莫大な治療費がかかるって医者に言われて、こっそり安楽死をお願いしたみたい。
だけどその病院もハゲの息がかかったところで、ハゲはその奇形児を手に入れてまた別の呪いの実験を
するって言ってた。その夫婦は離婚したよ。家はとり壊された。あたしは、いろいろ気味悪かったりしてハゲとは
きれいに別れてその後かかわってない。
怖くはないだろうけど、ホントの話だよ。
引用元:http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1280254841/
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そこへ漫画の神様が現われて、「手塚よ、お化けは人間に似ている方がより怖いのだ。人間からかけ離れていると怖くないのだ」と極意を教えてくれたそうです。
前置きだけでずいぶん長くなりましたが、私が言いたいのは手塚先生の体験と共通する部分があって、つまり怪談は、現実と密に接している方がより恐ろしく感じられる。現実からあまりにかけ離れたものは、いくらおどろおどろしい内容でもシラケるばかりだという事です。
この話は明らかに後者に属しますね。設定が余りに現実離れして突飛であり、なじめません。
寝物語=ピロートーク
そう?寧ろ前者じゃない?
あとお前の言う前置きと今回の話、比べるには例として微妙過ぎ、もう少し上手いの考えてきて
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