心霊スポット

09/11/13
昔話。 

17年前、新入社員で入社し、欲しかった車を新車で買った。 
夜な夜な乗り回し、遠出もよくした。 

夏になると当然、きもだめしツアーなるものを企画する事になる。 

某市に二股なる地名の場所がある。 
山奥の右股と左股の間にはトンネルがあり、 
有名な心霊スポットだ。 
若者は怖いもの知らずである。はじめは車から降りず 
トンネル内で停車し、無線(当時パーソナルがはやってた) 
で他車と話をするくらいでいたのだが、すぐに刺激が足りなくなる。 

降りて歩く事になった。 
当時はデジカメなんて便利なものもなく、普通のフィルム式のカメラだったが 
写真を撮りまくった。 

きもだめしツアーは不発に終わり、期待はずれであった。 
ファミレスで次週は峠(某市はずれの湖)に走りにいく約束をし(当時走り屋) 
写真の現像を友人が請け負った。 

早朝に洗車をしようと、皆で洗車場に向かった。 
この時俺の車のルーフにおかしな物を発見。 
一面に子供の手の痕がある。この時の恐怖は言葉では言い表せない。 
残念ながら落ちないと言うことはなく、きれいにワックスをかけて帰宅。 

明るい時間になっていたこともあり、それほどの恐怖もなく就寝。 

夕方、大きな物音で眼が覚めた。 
2階の窓から音のした物置を見下ろした。 
物置の屋根の中央に、大きな足痕がひとつだけある。 
戦慄した。 

当時、携帯もなかったこともあり、無線で仲間に呼びかけた。 
残念ながらノーメリット。 

夜になり皆の自宅に電話をし、全員の無事は確認でき、翌週の集まりは 
問題なく集まることを確認した。 

写真の現像を請け負った友人、3日後上記の峠で事故死してしまった。 
この時の写真は、見ることが出来なかった。 
これが良かったのか、悪かったのかは現在では知るすべがない。 

この時の車は未だ俺の元で実用車。 
18年目24万キロ走行でも元気だ。因果関係は不明だ。 

おわり 


引用元:http://mimizun.com/log/2ch/occult/1255442867/