09/09/16
私の田舎では有名な怪談めいた話し。
今から30年以上前、ある妊婦さんが亡くなったそうだ。死因は散歩の途中で高い所から田んぼに転落して頭を打った事により首の骨を折った事。
当時は土葬だったので八角形の大樽のような棺に入れられ膝を抱えた体育座りの様な格好で埋葬された。
埋葬直後から村の人達の間で女の幽霊話しが持ち上がった。
墓地の近所に住む人は女の泣き叫ぶ声を聞いた。また昼間でもそこを通りかかった人が不気味な地の底から響くような女のうめき声を聞いたりしたと言う。
不謹慎ではあるが、やはり臨月で亡くなってしまった妊婦の霊がさ迷っているのではないかとの噂が立った。
それから2~3年後、詳しくは私も分からないが恐らく法律の関係上最近土葬された遺体を火葬にし直す事になった。
3人の仏さんが処置される事になったが、その中にあの妊婦も入っていた。村の若い衆と遺族らが掘り起こし火葬場へと運ぶ訳だが全て手作業で行われる為、かなりの重労働だったらしい。
二体の搬出が終わりいよいよ例のお墓の掘り起こしが始まる。みんな口には出さなかったが気味悪がっていた。異様な空気が漂う。
2m程掘り下げたところで棺の蓋が見え始める。特に変わった様子はない。更に棺の周りを掘りロープを掛ける。
やぐらに取り付けたチェーンブロックにロープを繋ぎ引き上げた。久し振りに地上に現れた棺は白から黄土色に変色し、時間の経過を感じさせた。
神主さんがお祈りを済ませ遺族が棺を開ける。
開けた瞬間遺族が声をあげた。周りの人間も何事かと棺を覗き込んだ途端悲鳴を上げて後ずさった。
それは見た者を恐怖に陥れるのに充分な代物だったと言う。他の二体に比べあまりに不自然だった。
狭い棺の中で暴れた様な形跡。足はがに股に広がり背中を大きく反らし顔を棺の蓋に押し付けていた。口が裂ける程に開いたミイラ…それが妊婦の姿だった。
そして傍らには小さな遺体も…
遺族らは涙を流しながら二人を再度手厚く葬ったと言う。
埋葬後に生き返ったとしか思えない状態だったがそれは有り得ない事だった。そして村人らが聞いたと言うあの声も。
この話しは今では村のタブーとなり語る人も少ない。
引用元:https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1252694576/
コメント
コメント一覧
だが、本当にこんな事が起こるのでしょうか?
この話は1979年頃のものですね。ならば、江戸時代などと違い、医師による死体検案も行なわれ、24時間たって埋葬されたに違いありません。それが生き返るとは信じ難い。病死だったというならまだ可能性がありますが、本文には首の骨を折ったとあります。それが死因となるほどであったなら、頸椎が完全に折れてしまったのでしょう。そのような重傷ならば首から下の自由は利かなくなるはずで、仮に生きたまま埋葬されたとしても、棺桶の中で暴れるような事もできないと思います。
まあ、投稿者殿も「埋葬後に生き返ったとしか思えない状態だったがそれは有り得ない事だった」と書いておられるので、怪談話として読めばいいかも知れませんが、想像力を働かせて、死んだと判断されて火葬炉に入れて焼かれた人が実は生きていたのだ、と考えるのは恐ろしい。
蛇足ですが、臨月間近の妊婦が外を散歩するというのは不自然では? 今なら、出産直前でも動いた方がいいと言われるのかも知れませんが、20世紀後半頃なら、臨月の妊婦は家で安静にしていた方がいいというのが普通だったのではないでしょうか?
>火葬炉に入れて焼かれた人が実は生きていたのだ、と考えるのは恐ろしい。
火葬炉ではなくて、棺桶に入れられたのでしょ。
以上、揚げ足取りの揚げ足取りでした。
>想像力を働かせて・・・実は生きていた・・・と考えるのは
これだけ仮定の話だと書かれているのに、致命的に読解力が無いのなw
※4
焼かれるために必要なのは、棺桶よりも火葬炉だろ、バカなんか?ww
※2
最近長くて、くどくなってるぞ。ジジイかww
想像力を働かせて、死んだと判断されて火葬炉に入れて焼かれた人が実は生きていたのだ、と考えるのは恐ろしい。
ちゃんと読もうな
何を言ってるんだこいつww
※3が
>土葬って書いてるけど
火葬の話はおかしいという難癖を付けてるのは、仮定の話についてなのでおかしいだろ?www
日本語か論理的思考が致命的だな
バカなんか?ww
ジジイかww
日本語か論理的思考が致命的だな
言葉選びが秀逸ww
※6の「※5」は「※4」の間違いだと思う。
また、土葬の話をしている時に火葬の話を持ち出すのは、結構○○だと思う。
アンタも○○さんだね。
他人の読解力にイチャモンつける法則
※5で合ってます。誤解させてスマソ
想像=仮定の話?
仮定の話なんて書いてないよ。ちゃんと読もうな。と言う意味です。
頸椎損傷で土葬されたから、生き返っても(四肢麻痺により)暴れたりできないはず
だからこの話は怪談として読め、例えば火葬された人が息を吹き返したらコワイ
蛇足
子供を護るために霊的に死の淵から蘇って、必死で出ようとしたのかもなぁ
やったとしたら要するにわざと
法律が変わったタイミングではなく隠蔽していたのがバレそうになった時の話なのでは
もちろん戦後。
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