福島原発

11/08/16
俺のおじさんはとある特殊技能を持ってる職人をしていた。 
今は悠々自適の隠居生活だけど 
現役時代は月収100万を超えるなんてザラにあったらしい。 

昨日も二人で酒を飲みながら仕事の話をしていた。 
夜11時頃におじさんの携帯が鳴る。 
おじさんは席を立ち廊下で誰かと話している。 
俺は焼酎のグラスを片手にぼーっとしてたら 
おじさんの話し声が廊下から聞こえてきた。 

「だから俺は引退したんだ。もう免許も有効期限が切れてるぜ」 
「・・・たとえ10万でもその引き受けるのは無理だ」 
「・・・福島・・・福島・・・」 

「福島!?」まさか・・・ 
席に戻ってきたおじさんに尋ねてみたら 
やっぱり福島原発での仕事だった。 
1日5万で誘われたらしいけど断ったとのこと。 
免許の有効期限は見なかったことにするといわれたらしい。 
いつもなら2時3時まで飲むのに・・・おじさんはすぐに眠ってしまった。 

おじさんは原発の仕事は新規建設以外、絶対に関わらないようにしているみたい。 
理由はもちろん・・・ 

特殊な技能を持った人間でも1日5万。 
単純労働の仕事なら当然それ以下の金額で・・・ 
幽霊の話じゃないけど怖くなった。


引用元:https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1313007259/