08/01/18
昔、小学生の時『ムー』についていた小冊子を見ていたら、
『君にもできる!オバケの声を録音!』
というアホな記事があって、アホな自分はその方法を実践したんだ。
当時はCDもなくラジカセの付属のマイクで、「霊界の皆様現世で言い残した事がありましたらこちらでお話下さい…」と言ってカセットを空録音するという簡単な方法だったしね。
部屋を暗くして部屋から退室してオートリバースで60分。
隣の部屋にはアニキが勉強していたけど邪魔をしてはいけないと思い内緒でやっていた。
60分経ってA面を真面目に再生したが、ザーという音しかしない…そりゃそうか。
痺れを切らして頭出しボタンを押した。何かが入っていれば、チュルル~て音するしね。
B面に入って半分…『チュルルチュルルチュルル…』
小学生のアホの分際で恐怖だけは一人前に感じた。恐る恐る巻き戻して再生したんだ。
『ザー、(ここでなぜかノイズが完全にクリアーになる)』
『ギギー(鉄のドアが開くような音)ママー止めてー(男の子?)止めてよーママー(女の子?)助けてー?止めてよ!(二人。)』
『(ママーらしき人はここで書類のような物を数える)シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ。ママー止めてー(叫び続ける子供達)』
叫び虚しく鉄のドアは再び閉まった。
ギーーーガッシャーン………………ザーーー。
青ざめた俺はアニキのイタズラと決めつけて隣の部屋に殴り込んだ。テープを聞かせたらアニキも青ざめていた。
「お前?下にいたんだろ?(自分の部屋は2階)こんな大きな音聞こえたか?」
たしかに…ありえない音量で録音されている。で、自分の部屋のドアを思い切り閉めて実験してみたんだよね。
「ダメだ…ノイズが消えない…」
似たような音は出るけど、お袋からうるさいと苦情がでる始末。
考えたら男の子と女の子の多重録音なんてラジカセじゃ無理だ…二人いないと…
「この声はどうやったら吹き込めるんだ?」
当時はかぐや姫やらオフコースの心霊レコードが有名で、アニキと俺は話し合い「呪わしいから消却しよう」と結論して消却したんだ。
未だにあの会話の意味が解らずにいる。みんなもふざけ半分で霊界の声を聞こうとかしないでな。
オチがなくてゴメンけど本当の話です。
引用元:https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1199640948/
コメント
コメント一覧
パスタかよ
あり得ない副業の話とか入って来るらしい。
ムーを馬鹿に出来ないと思った。
大概はこの方法になるとは思うけど、録音のやり方が
>>「霊界の皆様現世で言い残した事がありましたらこちらでお話下さい…」
だけに処分すると呪われそうな気がしないでもない。
一口につき300回噛むといいらしい。
子供を売ったんだよ
ムーの世界
あれで食っていけるのがスゴイわ
録音されたという。
人を担ぐ性格の方ではなかったから実際に超常現象が起きたのだろう。
「一枚足りない~~~」
「ママ~~!」
「ママ~~!!」
べ、べつに怖くなんかないんだからね!!
でも万一、本当に召喚したら大変なんでやらない。
「久しぶりだな、お前相変わらず『ムー』の編集部にいるのか?」
いや、昔の仲間で「ムー」編集居たけど、それは俺じゃない。俺は「奇跡体験 アンビリバボー」のスタッフやっていただけだ。
やり方は一定していないが、基本的には録音ー再生ーそれをまた録音だからレコーダーは2つ必要となる。操作を重ねると最初はただのノイズがだんだんと進化(?)してきて人の声へと変化していく。音を使った合わせ鏡のようなものだと思えばよい。
コメントする