08/04/13
車飛ばして10分ぐらいの所に「安い、だからあまり文句言うな」という感じの蕎麦屋があったんだが、そこがある日
「今日は本気で蕎麦を打ちます」
という貼り紙を玄関に貼っていた。
それを人伝にメールで聞きつけた俺は、そのメール送ってきた奴ともう一人の計3人でその本気の蕎麦を食いに行く事にした。
そして店に入り注文、出てきた蕎麦を食ったんだがそれがどういうわけか冗談抜きで本当に旨い。
今まで地味に色んな蕎麦の名店とやらに出入りしたりしたけど、そこの蕎麦すらも凌駕するほどに旨い。
「ぼくのかんがえたさいこうのおそば」をそのままリアルに抜き出したような、そんな人知を超えた旨さだった。
あまりの旨さに蕎麦湯を持ってきた店の人をつかまえて
「こりゃ一体どういうことなんだ?」
と聞いたら店長登場。
言うには
「上手く言えないけど今日はなんかいつもと違う感じがした、今日は旨い蕎麦が作れると思った」
との事。
これからは食いたいときに最高の蕎麦が食えるな、との喜びと満足感を胸にその日は帰途についた。
が、その日の夜のうちにその店主は脳内出血で入院、そのまま退院する事なく死亡してしまい、結局その店もその日を最後に閉店。今では月極駐車場に。
その破壊的な旨さのお蕎麦は、「〇〇〇(店名)の奇跡」という一部ローカルな伝説で終わってしまった。
815:08/04/14(月)22:18:44ID:hXIgS55S0
すごいな
死ぬ前に何かが降りたんだなー
引用元:https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1202223948/
コメント
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「ぼくのかんがえたさいこうのおそば」はきっと美味しくないと思うんだ。
「こりゃ一体どういうことなんだ?」(「実は、材料は人の○○でしてククク」)
これですよ。店の主人の脳内出血は、「今日は本気で蕎麦を打ちます」と張り紙をしてそばを作っていた時にすでに始まっていたのでしょう。そもそも、こんな変な張り紙をする事自体、すでに頭がおかしくなりかけていた証拠です。しかし同時に脳の異変がプラスの方向にも働き、絶妙な味のそばを作り得たと考えられます。
現実に例があります。哲学者のニーチェ、作曲家のヴォルフ、作家のモーパッサンなどは梅毒にかかって進行麻痺になりました。進行麻痺というのは、梅毒の病原体(トレポネーマ)が脳を冒し、廃人となって死亡する症例ですが、彼らの場合は、脳が破壊される前に何らかの理由で一時的に知的能力が活性化し、天才的な才能が発揮されたとする説があります。
つまり今まで本気で打ってなかったってことでしょ
打ち・延し・切り・茹で・盛り・つゆ・返し・・・
「しゃっきりポンな喉越し!」
「こ・この味は美食倶楽部の・・・、雄山め」
嘘松まんさんに見習ってほしい
そばつゆも普段の研究
突然良い蕎麦打ったって、打ちだけでは大きく変わらない
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