03/10/19
小5のとき、通学路の交差点を渡っていたとき、右折車が横断中の俺めがけて突っ込んできた。
催眠術にかかったように体が動かず、突っ込んでくる車をぼうぜんと見ていたら、(あらぬ方向を見ているドライバーの顔まではっきり見えた)
後ろから突き飛ばされ、俺は難を逃れた。が、俺を突き飛ばしてくれた大学生は車に跳ね飛ばされた。
泣きながら近所の家に駆け込んで、救急車と警察を呼んでもらい、自分は警察の事故処理係に出来る限り状況説明をした。
後日、家に警察から電話があり、大学生の入院先を教えられ、母親と見舞いに行って御礼を言った。
中学1年のとき、父親の仕事の都合で同県内の市外(というか、山の中)へと引っ越した俺は、そこで先生となっていた件の大学生と再会した。
お互いに驚き、再会を喜びつつ、3年間面倒を見てもらって、(なんせ田舎の分校なので、先生はずっと同じなのだ)
俺は中学を卒業し、高校進学と供に市内に戻った。
地元の教育大学に進学した俺が、教育実習先の小学校へ向かう途中の交差点で、自分の前を渡っている小学生の女の子に、右折車が突っ込もうとしているのを見た。
次に、ドライバーが携帯電話でしゃべりながら運転しているのが見えた。
スローモーションみたいに流れる情景に、ウソだろ…と思いつつ、とっさに女の子を突き飛ばしたら、自分が跳ね飛ばされた。
コンクリートの地面に横たわって泣いてる女の子を見ながら、あのとき先生もこんな景色を見たのかな…とか考えつつ意識を失った。
入院先に俺が助けた女の子の親が見舞いにやって来た。彼女の親は中学時代の恩師であり、俺の命の恩人そのヒトだった。
「これで貸りは返せましたね」
と俺が言うと、
「バカ…最初から、借りも貸しもないよ」
と先生は言った。
ベットの周りのカーテンを閉めて、俺たち二人、黙って泣いた。
引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1434970204/
コメント
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それより右左折時に進行方向を見ないで運転するとか怖くて無理ゲー
どの程度ハンドルを切ってまた戻すか判断出来ないから
逆に進行方向だけ見てて起こるのが右折車が直進車に突っ込むケースと左折車の巻き込み事故ね。
巡り巡って幸福巡り…良い行いの幸せ連鎖。奇跡?ハッピーエンドがむず痒く苦手…少々息苦しさを感じながら過ごすへそ吉ですが、良い話ですね(*´꒳`*)うつし世はゆめ よるの夢こそまこと…でもこんな世の中ならうつし世でも悪くないよね…巡り巡って、今回はへそ吉ヘヴン。
へそ吉でした。
難癖ついでにもう一言。「なんせ田舎の分校なので、先生はずっと同じなのだ」、これはどういう意味でしょうか? 小学校なら、1人の教諭が国語・算数・理科・社会等を教えるから、少数或いは1人の先生でも小規模な分校で1年生から6年生までまとめて教えるのが可能ですが、中学校になると科目ごとに担当が変わります。また人事異動もあるだろうから、この書き方はどうも納得が行きません。
それに、島嶼部や極端に交通の便が悪い所などを除けば、生徒数が減少した中学校は休校もしくは廃校になり、生徒は町の大きな中学校に通うのが大勢です。
投稿者殿が高校・大学へ進む期間内に先生の娘が小学生になるのはいささか時間的に無理があるようにも思えますが、あまりくどくど書きすぎると批判のコメントがあふれそうなので、今回はこれまで。
死ねよ
だって読んでいて幸せな気持ちになれたもの
卒業後に即効で結婚して嫁が即効で出産すれば可能ではあるけど。
「のんのんびより」を読んで(あるいは観て)出直してこい。
鹿児島の祖父の親友が和歌山に住んでて
兵庫に住んでる俺が京都に住んでる和歌山の孫を大阪で事故から助けた
祖父同士が数十年ぶりに出会ってわかった話
誤字なんてどうでもいいけど、キメのシーンの「貸り」の方は難癖つけないいんだな
よりによってつっこむのそっち?と笑ってしまった
随分と狭い世界でご自分お常識のみで生きてらっしゃる。
あ、いや、生きてらっしゃらないかもしれませんが。。。
1クラスしかないから三年間同じ担任なんでしょう
男は女の5倍交通事故を起こす(笑)
男は脳に欠陥ある奴が多いからかな(笑)
運転手の数と乗車時間が、桁違いだろ?
分母が違い過ぎるのにw
ヒッスは算数もできないのか?ん?
死ねよ
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