15/02/19
1985年9月にレバノンで起きた、ヒズボラ(シーア派イスラム主義の政治組織、武装組織)によるソ連外交官4名の誘拐事件を、ソ連のKGBが驚くべき方法で解決したことを伝えた記事が話題に上っていた。
この記事はすでに30年近い昔の記事のため、当時、そういう事件が起きていたということを知る人はほとんどいないかもしれない。
しかし記事によると、1985年9月にレバノンでヒズボラによってソ連外交官4名が誘拐されるという事件が起きたのだという。
ヒズボラはソ連外交官4名と引き換えに、ソ連に拘束されている捕虜の釈放を要求してきたが事件はその後、膠着(こうちゃく)状態に陥ったことで、進展を求めたヒズボラは人質の一人を殺害した。
ところが、ソ連は同胞が殺害されたことを知ると、却って態度を硬化し、改めて強硬な手段で事件の解決を目指すこととなったのである。
そして、それを任されたのがKGBとなる。
事件の解決を任されたKGBは、ヒズボラと交渉などはせず、ソ連外交官の誘拐を行った犯人グループのリーダーを特定し、そのリーダーの甥を誘拐した。
そう説明するとKGBは、その甥と引き換えに外交官の解放を求めたと考えるかもしれないが、そうではない。
KGBはヒズボラのリーダーの甥を誘拐すると、その甥の体の器官の一部を切断し、その切断した体の一部をヒズボラの送ることで、外交官の即時解放を要求したのだという。
そして、親戚の体の一部を送り付けられたヒズボラは、KGBの手口に恐怖し、すぐに、外交官を解放したと、その記事では説明されていた。
しかし、これで終わったわけではないのである。
その記事には書かれていないが、Redditの書き込みによると、KGBは外交官が解放されたことを確認すると、誘拐したヒズボラの幹部の甥は解放せずに殺害したのだという(それもヒズボラが殺害した外交官の殺害方法と同じ手口で)。
ヒズボラは誘拐したソ連外交官の内、一名を殺害しており、ソ連も一名も殺害しなければバランスが取れないというのがKGBの論理なのだという。
http://www.businessnewsline.com/news/201405192115470000.html
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1421704408/
コメント
コメント一覧
が、自国の人間の為手段を選ばない
ところはちょっと好き。
政府機関なのにテロリストと同じ土俵に立ったとみるべきか。
国家間だと司法が機能しないからこうなっても仕方ない
俺もそう思ったわ。
ヒズボラの犯人一味の親族すべて拉致して、拷問死させたとか
そのレベルを想像したし、KGBはそれくらいはやりかねんでしょ。
最近の若い子はこれくらいのネタでも驚くんだろう。冷戦時代を掘ればもっとえげつないのがザクザクと
リアルに「かまわん、やれ」って奴
最近ロシア軍の兵士がISISとの戦闘中に敵兵に包囲されて、
脱出不可能な状況に陥った時、兵士の「自分もろとも空爆してくれ」の無線を却下して、
まずは脱出を試みろって何度も説得してたのが興味深かった
おまえらのせいかい!
中東の人間に技術と武器と金とノウハウを与えてテロリストに育て上げたのはソ連
そのテロリストに日用品で作れる爆弾と「自爆テロ」という手段を教えたのは、中東に逃げた日本赤軍
ロシアもイギリス外交官23人を追放したな。
常に報復のバランスを取るのか。
自国の人間に手を出すとどうなるかを見せ付けないと、また同じ事をやられるからね。
派手さと残酷さを履き違えるな素人。
近年でも亡命した元KGBが毒殺されたり、大統領批判の野党党首が橋の上で射殺(しかも、ばっちり監視カメラに捉えられてる場所で)と
今時007でも恥ずかしくてやらない事をガチでやる人達
後のロシアとヒズボラは協力関係になってるんだもんな
国際関係はほんま面白い
ロシアになってからも、モスクワの劇場の占拠事件のときの解決方法とかもね
あれ21世紀に入ってからだからね
払ってしまうと次の悲劇を生むから
やっと、ここまで来た
ヒズボラメンバーの親族や向こう三軒両隣の関係ない人たちの家を爆破とか
エアーコンプレッサーで顔の皮はいだとかメキシコマフィアみたいなことは
最低でもしたんだと思ったのに
年代的にも合ってるし
徒に残虐なのより底冷えのする薄気味悪さと取り付く島のなさを感じるわ
警察や軍隊を指して国家の暴力装置と表現するセンセーショナルな言葉があるが、こういうのが本当の意味でのそれなんだろう
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