08/02/13
自分の体験談ではないのだが、実際におきた不思議な事件の話ならたくさんあるので試しに書いてみる。
『その確率は10億分の1』
それは、1950年3月1日の夕方に起こった。
アメリカ・ネブラスカ州にあるベアトリスという小さな町の教会での出来事である。
いつものなら、午後7時半から始まる合唱の練習に十五人の聖歌隊員は、その日に限って誰ひとりとして教会に現れなかった。
といっても、彼らがこのとき、とりたてて特定の事件や事故に巻き込まれたわけではない。
隊員それぞれに、どうしても避けられなかったちょっとした十五の出来事があり、いけないと思いつつ遅刻してしまっただけなのである。
例えば、
・ピアノを演奏する隊員は、いつものように練習の三十分前には教会へ行って準備をしようとしていた、だからベッドでひと眠りしたいという母親を、練習の時間に間に合うように起こしてあげるつもりだった。
ところが、自分もついついうたた寝をしてしまい、目覚めた時は時刻は7時十五分をさしていたのだ。急いで身支度を整えながら、完全に遅刻だわと、彼女は思った。
・また、教会の牧師の家では、7時十分には家を出て教会に戻る予定だった。
ところが、出かける間際になって、妻が娘の服が汚れているのに気づき、別の服を着せようとアイロンをかけ始めた。かけ終える頃には7時二十分をまわっていた。
・他の隊員達も、車の故障や、宿題の片づけ、ラジオなど。
その晩、聖歌隊の十五人全員の身に起こったそれぞれの遅刻の理由は、あまりにありふれた平凡なものだった。
うっかり寝過ごす、子供に手がかかって予定が狂う、出かける間際に車が故障する、ついつい時間を忘れる。
それは誰の日常にもよくある出来事ばかりだった。
そして、誰ひとりとして、まさかほかの聖歌隊員も全員遅刻しているなど、思いもよらなかったはずである。
ところが、その日の7時二十五分、普段なら全員が集まっているはずのまさにその時間、突如教会で大爆発が起こり、教会の壁は砕けちり、重い天井は一直線に落下。建物は全壊した。
もし聖歌隊員全員、あるいは誰ひとりでも時間どおり教会に集まっていたなら誰一人助かっていなかったであろう。
その後インタビューで、これまでご先輩方や、他のメンバーが遅れたことありましたか?の質問に対し、いいえ、一度も、あの時がはじめて。と答えた。
十五人の聖歌隊員全員が遅刻する確率は、計算上十億分の一だという。
むしろ、十五人全員が爆発の犠牲になることこそ、もっとも起こりうる事態だったはずである。
END
偶然の一致とはいえ、教会だけに神がかりな何かを感じてしまう。
114:08/02/13(水)21:16:49ID:b++cD6pS0
教会の爆発の原因を知りたい。
工場や薬品倉庫でもない建物が爆発するってのは事故ではなくて、犯罪事件の疑いがある。
夢のない話で恐縮だが、保険金詐欺のような感じがする。
115:08/02/13(水)21:50:18ID:v31/RkYW0
>>114
確かガス漏れ事故で、犯罪性はなかった。
この事件はかなり有名で、今までに書籍・雑誌やテレビ番組でも何度か見かけた。
引用元:https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1202223948/
コメント
コメント一覧
マリア様のご加護があるから一番安全と街で一番大きな教会を弾薬庫代わりに接収し武器弾薬を運び込んだ
その後教会に落雷があり保管していた弾薬が大爆発を起こしたのでした
ってのは根拠薄いと思うな~。
>いいえ、一度も、あの時がはじめて。
なんだったら算出される確率は0なのでは?(あるいはデータが少なすぎて計算不能)
0より十億分の方がより凄そうな感じだからって適当にでっち上げただけだと思います。
神に愛され過ぎて連れてかれたのかね。
全員がタヒんだら神を信じてもいいな。
でも実際にあった話なんだから、それこそ確率ゼロではないんじゃない?
聖歌隊全員の頭にタライが落ちてくる確率。この聖歌隊の中に偶然志村と加藤が居てヒゲダンスする確率。 どっちも10億分の1以上の奇跡だ。
ただし決して0%では無い。
されど確率。
爆発に15人が関わっていただけ
証言に基き計算で確率を求めようと思ったらそうなるということ
仮に一人が遅刻するのが100分の1の確率だとしても
15人全員が同じ日に遅刻する確率は穣(じょう)単位(兆の4つ上の単位)分の1となる
(それぞれが独立事象と言えない場合、例えば極端な悪天候だった等の場合は別)
これは実際には起こりえないと言っても問題ないレベル
まぁだから奇跡ってことなんだろうけど、そんなに簡単に奇跡は起きないと思うので実際は
・犯人は聖歌隊員達あるいは関係者で口裏を合わせている
・話がねじ曲げられた、例えば元は単に爆発は未明で皆まだ来てなくて良かったね、だった
・そんな事件は発生していない=フェイクニュース
辺りではないかと思う。
本当に奇跡だとしたら7の言う様に爆発自体を止めて教会を救う方が良いでしょ、と
『その確率は10億分の1』って主張するどこかのマスコミの論法を推理するなら
一人が4日に一回遅刻すると仮定して15人全員が遅刻する確率は4の15乗分の1≒10億分の1
程度の根拠の希薄なアバウトな計算を行っただけだと思う
(一人が遅刻する確率を多めに見積もっているので実際はこれより小さい筈だ、って正当化してね)
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