ヤクザ
07/01/30
はぁ…僕は大学生です。眠れないので書き込みを許して下さい。

僕のばあちゃん(僕はおばあちゃん子で、ばあばと呼んでいます)のファミリーはやくざの家庭です。

で、ばあばのファミリー(じいじや父ちゃん、母ちゃんは違います)はS価とも繋がりがあるらしい。ここ(オカ板)ではよく宗教団体のS価とかよくでますよね?

ばあばは3年前から徐々に呆けてしまってます。

そんなとき、ふとS価のことをつぶやくんです。あれは恐ろしいところなのよ。時々泣きながら、みんなキチガイだやぁ!と叫ぶこともあります。

僕は、ばあばどうしたの?と聞くのですが、それは言えん、言えんと。

しかし先日僕が成人式に出て、次の日に家に帰ったんですよ。それで居間でごろごろしてたら、またばあばがS価がどうのか言うんです。

で、もうそれがしょっちゅうなものですからいつもはシカトしてたんです。でもその時は聞いたんですよ。もうほとんど反射的に、突発的に。

でも答えは同じ。言えん、言えんわ。。

その日の夜、ばあばが寝てしまって居間には僕とじいじの2人だけ。

ふと聞いてみたんですよ。ばあばがS価がどうとかいってるがあれは何ぞや、って。どうせ教えてくれないだろうなーと思いながら。

そうしたらじいちゃんは、お前も成人を迎えたことだし…と言い、なにやら教えてくれそうな雰囲気でした。

本当に知りたいか?

もちろん!

じいじが話しだしました。

「家の隣にT家があるだろ。ウチもT家。名が同じだわな。

まぁこれは田舎に住む近所住民にはよくあることだ。昔っからT家とこの家はこの場所にあるんだ。

だから昔からたくさんの交流があった。」

「いや、ちょっとまってよじいじ、ウチとT家は俺がこの家で育ってきた記憶によると1度も交流なんてないと思うんだけど。それにT家は…」

「そう、T家にはもう誰も住んでいない、お前がまだ小さい頃に夜逃げしてしまったね。

お前が生まれて間もない頃、うちとT家はまだ交流があったんだ。

T家の奥さんはKというのだけどお前を抱っこさせたこともあるんだ。しかし間もなく事件が起こった。

俺も詳しくは分からないが(たぶん分かっていて言わなかったのだと思う)

T家の亭主がうちのばあばの、ほら、ばあばの一家はああいった連中だろう。彼らを怒らせたみたいなんだよ。

何をしたのだか知らないが、そうとうなことをしたんだろう。

いいか、お前は超能力だとか霊的なものは信じていないようだが、彼らは呪いをかけることができるのだよ。

これはまぎれもない事実だぞ。彼らは人の運気というものを吸い取り、自分に使うことが出来るのだ。

信じられないか?しかし事実だ。彼らはわずか1年でT家を破滅においやった。

彼らが消えてから、俺はT家に行ったことがある。そこで見てしまったんだよ。彼らの仕掛けた恐ろしい呪いを。」

ここでじいじはふう…と息をついた。

僕はすっかり聞き入ってしまい、早く続きが聞きたかった。

「じいじ、何が仕掛けてあったの?何を見たの?」

「仏壇にさ…彼らは神様に細工をするんだ。

毎日拝む仏壇に…どんな仕掛けかは言えん、絶対に言えん、言えば危険な目に合うぞ。

しかし、そういった手の加えられた仏壇を見れば、何か違和感を感じるはずだ。仏壇が空っぽなのだ。

仏がいないのだ。そこでT家はたった一年ですっかり吸収されてしまったわけだ。」

じいじは最後に、ばあばもかわいそうにな…とだけ言い、これ以上は口を閉じてしまった。

僕は知っている、ばあばがよくうなされていることを。夢にはT家が出るらしい。おそらく細工をしたのはばあばなのだろう。


引用元:http://syarecowa.moo.jp/156/43.html