15/06/08
小学生の頃、毎日通学路の脇にババアがつっ立ってた。
別にガキ共の登下校を見守ってるって感じでもなく、実際俺の方を見てもいなかった。よくわからないから無視してババアの前を通って通学してた。
ある日、鬼ごっこだかが盛り上がりすぎて帰りが遅くなったことがあった。
日が沈み終わった直後ぐらいの帰り道にいつものババアがいた。ちょっと怖かったから「こんばんは」って言いながら通ったけど返事はなかった。
その夜、部屋で一人でマンガを読んでた。そしたらいきなりカーテン閉めてる窓の外から「こんばんは」って聞こえた。
次の日も通学路には同じババアが立ってた。以来俺はその道を通るときはババアの方を見ずにダッシュで突破することにした。
中学になってからは通学路も変わって、もうその姿を見ることもなくなった。
こうして振り返るとちょっとボケが入っただけのただのババアだったように思える。でもあの夜カーテン越しに聞こえたのは間違いなく低いおっさんの声だった。
38:15/06/08(月)08:35:29.28ID:214Dry1s0
それって生きてるババアだったの?あなたにだけしか見えてないババアだったとか
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1433425141/
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低い声は指向性が弱い
わろた
あるある探検隊!!
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