建築現場
15/09/06
建築現場の怖い話です。

たまたまバイトで入った、建築会社の就業規則に変な規則があった。

その規則ってのが、いついかなる時でもヘルメットを取るなってのがあって、建築会社の面接官に聞いたら以下の理由だと…

ウチの会社じゃないけどノーヘルで作業中に上階から鉄骨が垂直落下してきて、作業員が鉄骨の串刺しになって死亡する事故があった。そしてその作業員は立ったまま死亡(即死)。

他の作業員の証言によると、

「アイツは何やってんだ(怒)?」

ってな感じだったらしい。(実際は鉄骨が頭のてっぺんから地面に貫通する形で刺さっていた)

そして他の作業員が誰一人として気がつかなかった、っていう事故があったと…

それ以来、仕事中はもちろん、お昼の休憩時や小休止でトイレや業務が終わっていても、その現場の外に出るまで被りっぱなしだから汗だくでイヤになった(泣)

結局は、その現場が終わったらたまたま暇な時期に入ったから、怖くなってやめたけどね…

しかも、その事故が起きた状況の話だと周りが全然、気がつかなかった+端から見ていて他の作業員は、

「アイツは何突っ立っているんだ?」

としか思ってなかったらしく、その日の作業が終わって帰る時になってはじめて死んでいることに気が付いて、警察に連絡。その日の内に検証して数日間は立ち入り禁止なったって聞いています。

普通は気付くんだけどね…意外と作業に集中していたかはたまた、他人には無関心なのか、ある意味、怖いです。

建築現場でこのあり様なら、原発の除洗作業の現場だったら、普通では考えられない事が起きているのでは?

と恐怖を感じた…