横断歩道
11/08/04
聞いた話。

友人の父が亡くなった。友人は病院から父を乗せた霊柩車(れいきゅうしゃ)に同乗した。

信号待ちでふと目をやると、向かいの歩道にパジャマ姿の父がいた。目を凝らしてよく見たが、間違いなく亡くなったはずの父だった。

うつろな目でこちらを見ていた。混乱しているうちに、車はすぐに発進した。



269:本当にあった怖い名無し:2011/08/04(木)13:50:35.30ID:6yzUsJ7H0
その後三回ほど赤信号につかまったが、いずれも同じように父の姿をみとめたという。

どういうわけかわからず、疲れているし、何かの見間違いだろうと自分を納得させた。

数日後、病院内部からの告発で、父の死に重大な医療ミスが絡んでいたことがわかった。父が執拗に現れて伝えたかったことはこのことだったのか、、

友人は、父の無念のほどを感じ、胸が痛くなったという。