ナイフ
09/01/13
8年前に当時の彼女の家に居候してた時に仕事から帰ったらまだ彼女はいなかった。

ウトウトしていたらチャイムが鳴ったので玄関にどちら様ですか?と聞くと

「(彼女の名前)さんに頼まれていた物をお届けにあがりました」

なんだ?と思いながらドアあけたらわき腹をナイフで4回刺された。

なんだか分らず蹴っ飛ばしてドアを閉め、心臓バクバクで何が起こったのか分らないが血まみれ。

頭の中がテンパってしまって真っ白で電話をしなければと思いつつ電話を探す。1分くらいしてポケットに携帯があることに気付きやっと救急車を呼んだ。

待ってる間怖くて110番に通報して

「知らない奴にわき腹を刺された」

と騒いだ。救急車は思ったより来るのが遅かった。先に警察が来た。

「警察ですあけて下さい」

ホッとしたのか緊張の糸が切れたのか、刺された所が急に痛み出す。ドアの鍵を開けた瞬間さっきの奴が、またわき腹をザックザク刺してくる。さすがにワケ分らずに倒れこむ。

目を覚ましたら病院だった。

16箇所もわき腹を刺されていたが全部肋骨に当たって臓器に傷はないそうだ。

わき腹は折れたりヒビだらけだが16箇所もアバラに当たったのは奇跡だと医者も家族も喜んでいた。

問題は、知らない奴とみんなにも話したが、刺したのは実は彼女のお父さんだった事だ。

誰にも言ってないが今でもトラウマだ。