10/06/17
えっと、人によって怖い物は違うと思うので、前置きを一言。私は虫嫌いです。
それは去年のことでした。田舎一人暮らし、アパート住まいでの出来事。
6月のある朝、部屋のドアを開けたら、足元に半透明なイモ虫が死んでいました。ギャ!と思いつつ、ちりとりとホウキで外の草むらへ。それは序章でした。
毎朝、毎朝、ドアを開けるたびに死んでいるイモ虫の数が増えてきました。1匹、3匹、5匹、7匹、11匹から後は数えていません。もう、出入りはビクビクもので。
イモ虫を踏まないようにホウキで道を掃きながら、背中を丸めて駐車場へ急ぐ途中…。
ポタリ、ギャ~!
とって、とってだれかとってぇ!
ご想像の通り首筋にイモ虫が落下してきたのです。死ぬかと思った。
自分の悲鳴に近所のおばちゃんが助けに走ってきてくれたら、そのサンダルがグチャ、とイモ虫をすりつぶしてあーっとすべって、散乱するイモ虫の死骸の上に思いきり転んで。
自分とおばちゃんのこの世の物ならぬ阿鼻叫喚に、これまた近所の通学中の学生が駐在さんを走って連れてきてくれて。なんだか物凄い騒ぎになって申し訳なかった。
その駐在さんがいい人で、散乱するイモ虫の死骸を目にして、「原因を取り除きましょう」と、自分の部屋のドアの前に脚立をかけて、屋根の木を少し剥がしてくれた。
内側の屋根板って、けっこう薄いのね。
べりべりっと剥がしてくれたら、そこにびっしり、イモ虫の団地?!まだ動いてるのや小さいのや大きいのがもぞもぞざわざわ。
「こりゃあ、スズメバチの仔だな」と駐在さんはそのあたりのをごっそり持ちかえってくれました。不思議と親のスズメバチはいなかった。
屋根の小さな穴から、幼虫が這い出てきてたんじゃないか、とは駐在さんの話。
その後、最近になってやっと引越しできたので書き込み。
どこからイモ虫がやってくるのか?と。当時はノイローゼになりそうでした。
166:本当にあった怖い名無し:2010/06/17(木)14:15:41ID:Faox7YVf0
幼虫の大きさは体長2.5センチ、幅1センチぐらいで、コロコロしてました。
コメント
コメント一覧
駐在さんは巣ごと撤去してくれたんだろうか?でなければもっと上に巣があってまた落ちてきますね
典型的な狩りバチでは雌親が獲物を麻酔し、それを自分が作った巣に確保する
寄生バチは獲物(宿主)を麻酔せず、またそれを運んで巣穴に隠すこともない
地域の安寧を(投稿主の叫び声から)守った駐在さんに(`・ω・´)ゞ
ある意味どんな心霊物より怖いわ
玄関のポーチ横に植えてあるモミジを食い荒らして困ってる。
少し強い風が吹くと、頭上から枯れた葉っぱと一緒にぼたぼた落ちてくる。
髪の毛にくっつくと、引っかかってなかなか取れない……
暗い所にいたゴキブリを素足で踏んづけてしまったこともあり。モシャっと。
お盆で長期間留守にしていたせいか、帰宅したその晩に寝ている顔の上をゴキノブイリに横切られた。
団地の最上階に住んでいたので同じフロアのよその家のが来ちゃうんだよね。床下が繋がってるから。
どっから来たかは不明なままなんだな。
しかしこれが怖い話とは…板違いにもほどがある。
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