母がこのごろ死んだ祖母の夢をよく見るらしい。どんな夢なのかは教えてくれないが
「なんだろ…母さんはあたしのことを連れていくつもりなのかもしれない。」
こんなことを言う。
ある夜、急に目が覚めて母のことが気になった。母の部屋へそっと入ると、寝ている母の上に祖母が正座で乗り、母をじっと見下ろしていた。祖母は母をつれていくつもりだ。
祖母に近づき「どうして?」と聞くと祖母は悲しそうな顔で
「ごめんね、ごめんね。寂しいのよ。ごめんね。」
といい消えた。母を起こし祖母のことを話すと
「そう…母さんは寂しがり屋だからね。うん…そうか。」
私は母の様子を見て不安になり「行かないでね。」というと母はあいまいにうなずいた。
それ以来、母から祖母の夢の話は聞かないが、あのあいまいなうなずきを見た私は今でも不安でしょうがない。
633:11/06/22(水)02:49:33.23ID:zKNPRF+z0
爺さんはどうした?
634:11/06/22(水)03:00:56.68ID:i+a1rdsg0
>>633
祖父とは母が生まれてすぐに離婚したそうです。
母が結婚してからも一緒に住んでいて、私よりも母をかわいがっていましたから母と離れて寂しいんだと思います。
コメント
コメント一覧
お母さんは一番それを恐れているんじゃないかと…
霊能者の商売あがったり
誰が僕を救ってくれるの？
いい加減にしろ！
地獄なら戻ってこれるはずがない。
寂しさに涙するのは
お前だけじゃねえ。
圓歌師匠!
あなたまで帰って来なくていいですよw
それはお前の適当な頭がだした判断だろ
見てきたのか？ｗｗｗ
なんかかっこいい感じで脳内再生されました
なんという自己中婆
投稿者は小説でやっていくつもりがないな。
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