11/09/03
怖かった体験をしても良いでしょうか?
小2の時の事です。当時私の家族は、川沿いのアパートに住んでいました。夜は、家族みんなで同じ部屋に寝ました。
その夜は、父がおらず、母と二人でした。
中々寝付けなくて、時計を見ると夜中の2時半。ボーンという時計の音に眠る気が失せて、水を飲んでいると、楽しそうな声が聞こえてきました。
出窓から外を見ると、男の子と女の子が河原で遊んでいました。女の子は自分と同じくらい、男の子は少し年下に見えました。二人共結婚式にでも呼ばれたみたいな綺麗な格好をしています。
いいなぁー、と思いながら眺めていると、女の子がこちらに手を振ってくれました。私も振りかえしました。すると男の子が、
「お友だちーっ、一緒に遊ぼうよーっ」
と言いました。当然行きたくて、母に
「お友だちが呼んでるから、河原に遊びに言っても良い?」
とたずねました。それまでガーガー寝ていた母が、ガバッと起きて
「さっさと寝ないから変なモノが見えるのよっ?」
とブチ切れ、布団に入る様に言いました。振り返ると、河原には誰もいませんでした。
あれから、何度も眠れない日を過ごましたが、彼らを見る事はありませんでした。
もし、あの時、母に黙って河原に遊びに行っていたら…そう思うと、今になって怖い気がします。
コメント
コメント一覧
お母さんもまさか本当に子供が死霊に呼ばれているとは思わなかっただろうね
「早く寝ないとお化けが来るよ」という決まり文句と同じように言ってみただけじゃないかな。
男の子「変なモノって言われちゃったもんねぇw」
いや、死んでたな!!
棚「断るよ!」
しかし、母の本能的力か先祖の加護か真実を見通した一喝によりトピ主は助かったのである
コメントする