134:本当にあった怖い名無し:04/09/0213:01ID:OdIOObjC
私が小4の時。
学校から家に帰ると、玄関の内側から妹の泣き声と、母親のうめき声が微かに聞こえてきました。
「何があったの!?」とパニックに陥った瞬間、2階の窓がガラリと開いて知らない女の人が顔を出し、
「泥棒だよ。逃げな。△△ちゃん(妹)は死んだよ」
と小さく一言。すっと奥へ消える女。妹はまだ幼稚園児。私は庭に転がってたほうきを持って、半泣きで家の中に転がり込んだのです。
すると、足の膝の所をスッパリ切って、大出血している妹と、あまりの事に発作を起こして倒れている母親が!
「○○ちゃん……隣の家の……おじちゃん…」
玄関の方へ這う様にして倒れている母親。這ってでも外に出ようとしたのでしょう。慌てて隣の家のおじちゃんを呼んで来て、止血。
おじちゃんのワゴンで近くの病院へ(救急車なんか待ってられない!とおじちゃんが絶叫)
しかし、何故か病院に救急で駆け込んだのに「名前を書いてお待ち下さい」と言われ、あげくに足を切ってる子供に熱をはかってください、と。
「あほかぁぁ!!!骨が見えてるんじゃあああ!!!」
病院中に響くような声でまた大絶叫するおじちゃん。なんだかんだですぐに緊急手術。
妹は、その日の夜には「お姉ちゃん」と笑うぐらいに元気になってました。家の中で遊んでて、ガラス製の水槽を踏み抜いたとのこと。
命からがら家に帰ってきた私は、すっかり忘れていた事を思い出しました。あの時、物騒にも人の妹を「死んだ」とのたまったあの女は、一体誰だったんだ?と。
もちろんその日、家には妹と母親以外誰もおらず、結局女の事は誰にも言わないまま、もう10年がたとうとしています。
もしかして、私を家に入れたくない(妹を殺したい)何かだったのかな、と思うたび、あの時勇気を出して家に入ってよかったと思います。
元スレ:http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1093782463
コメント
コメント一覧
実は妹は托卵だったとかさ。
親の言い含めか、記憶のすり替えが起きているんじゃ…
文章見る限りじゃ完全に放置されてるけど。
まとめブログの読みすぎ
※1
リアルでそういう発言垂れ流してたら一生童◯だから気をつけてね早く洗脳解けるといいね
熱計って待てとか医療系事務にあるまじき無能だな
謎の女より、そっちの方が気になっちゃったよ
隣りのおじちゃんアホ&無知だな
救急車呼べば急患扱いで即治療(手術)になるのに
何より救急車内では病院に着く間に応急処置ができる
通常外来だと普通に受付して長時間待たされるのは常識だろう
しかし娘がガラスで足を切って大出血してるからといって腰を抜かす母親は情けないな...
それはそうとして、知らない女が二階から妹は死んだと言う展開はすげえ気味悪くて好き
この一文を読んで最初は「ドアを開けたら普段と何も変わらない妹と母がいた」とか「家の中には誰もいなかった」というテンプレ展開かと思ったんだが
本当にその文の通りだったのはある意味斬新だと思ったw
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