292:コピペ1/2:04/09/2019:36:46ID:TwZelhpf
※実名部分はイニシャルにしました。
Nさんは、地元の高校に通う普通の高校二年生である。彼には、幼い時からとても仲のよい友達、Y君という同級生がいた。だがこの親友であるY君は、とても気が弱く、学校でいつもイジメの対象になっていた。
Nさんも、よくY君をかばったり、相談に乗ったりしていたのだが、なかなかイジメからは抜けきれない。
────その日も二人は一緒に帰ったのだが、今日はY君は一段と深刻な顔をしていた。聞けば、
「明日までに5万円持ってこなければ、裸にして校庭の木に縛りつけてやる」
と脅されているらしい。
「そんなお金、渡すことないよ。俺、明日、そいつらと話してみるからさ。先生にも明日、一緒に相談に行ってみようよ」
と、Nさんが言うと、
「うん・・、でも・・持って行かなかったら、これからもどういう目に合わされるか・・」
「一回渡したら、また次も“持って来い”って絶対言ってくるよ。とにかく明日、先生に相談してみようよ」
そう言ってとりあえず、二人は分かれ、それぞれの家に帰った。
293:コピペ2/2:04/09/2019:39:05ID:TwZelhpf
────そしてその日の夜。
深夜2時をまわったころ、布団に入っていたNさんは、何かの物音でふと目を覚ました。
何か音楽のようなものが聞こえる。ドンドコドンドンドンという太鼓の音と、ピーヒャララという笛の音。
「何だ?こんな時間に・・。祭りでもやってるのか?」
天井を見ながらそう思った瞬間、布団の横で何かが動いている気配を感じた。その方向に目をやると、そこにはなぜかY君がいた。
ここはNさんの部屋であるにも関わらず、Y君が勝手に入ってきているのだ。しかも部屋の中のY君は普通とは思えないような格好をしていた。
──服を脱いでパンツ一枚になり、
──顔にはプロレスラーのようなペイントをし、
──身体中にトーテムポールのように異様な模様が描かれている。
──その姿で布団の横で激しく踊っている。
それも盆踊りのようなゆったりとした踊りではなく、全身を激しく動かし、手足を大きく振りながら、狂ったように踊っている。
「わ・・Y!お前、何やってんだよ・・!」
294:コピペ(オチ):04/09/2019:40:24ID:TwZelhpf
Nさんが問いかけても全く聞こえないのか、Y君は必死の形相をしてそのまま踊り狂っている‥。
それは時間にしてほんの2~3分くらいだろうか。突然Y君は足元から急に透明になり、そのまま頭まで透明になって、すーっと消えてしまった。
Y君が消えると同時に太鼓と笛の音も聞こえなくなった。
“・・・何だったんだ・・今のは・・あれは確かにYだったよな・・”
そう思っていたところ、今度は廊下を走る音が聞こえてきた。
「N!N!起きてる!?」
母親の声だ。ふすまを開けると、母親が真剣な表情をして入ってきた。
「あんたとすごく仲のよかったY君っているでしょ?今連絡が来たんだけど、あの子、家で首吊って自殺したんだって!」
「えっ!?」
・・・では、さっきのはY君が最後の別れに現れたのだろうか?
それにしてもあの身体中の模様と踊りはどういった意味があるのか、────────Nさんには理解出来なかった。
※ネタ元ttp://ww5.tiki.ne.jp/~qyoshida/sinrei/063futonnoyoko.htm
元スレ:http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1095169218
コメント
コメント一覧
学校に行かないという考えは思い付かなかったのだろうか
つーかこのまとめは投げっぱなしの小話ばっかり。
この後いじめっ子らに異変が起きた。とかの話ないのかよ(笑)
恨みで人を殺したら罪が深くなって
地獄にいる時間が長くなるでしょ
残念ながら理解の無い親もいるんだよ。
学校に行かない=悪
虐められたら自分で抵抗しろって思ってるのが。
特に昔はね。
往々にして抵抗できない子がターゲットにされるのにね。
うちの親もそんな感じだった。
俺は自殺しなかったけど。
宗教はやめろ
皆さんお手上げのようですね
アレは浮き出た血管を表現してるのだというし
Y君の死に際ののたうち回る様子を、N君の脳が正確に処理できずに「ペイントして」
「死にもの狂いに踊っている」という形で見せたのかなと
何か関係あるのかな
首吊ってもがき苦しんでるのがそう見えたんだろ
内容は笑えなかったが
そこに到達するまでにヘマをして悪魔に喰われちゃったのでしょう
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