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本当にあった怖い名無し:2010/09/10(金)01:20:46 ID:jO9lhA8h0

夏休み、中学の時から仲が良かった友達と旅行に行った。
普段お互いに都会生活ばっかり、うんざりしていたので自然の中で過ごすのはいい気

分転換になった。

旅館に着く。
荷物を置き、旅館の近くの店に友達と行く。
色んなお土産を買って部屋に戻った。
そして普通に温泉に入り、飯を食い、テレビを見る。

「そろそろ布団敷くか」

友達が言った。

「そうだな」

布団を敷いてテレビを見る。

テレビは100円を入れれば~分見れると言うものだったので、友達とじゃんけんでど

っちがいれるかを争っていた。
そしてもう2人とも眠くなったのでテレビを消し、紐を引っ張り電気を消そうとした。
しかし、何故か部屋の片方しか暗くならない。
何故か電球が2つある。

友達が言った。

「おい、2つあるって・・・お前やばいぞ・・・」

何を言っているのかさっぱり分からなかった。

友達が

「テレビのコイン入れたところを見てみろよ」

震えた声で、やや涙目で俺に言った。
もう、俺はテレビの方を見ただけで、わかってしまった。





【解説】

二人は鏡の世界にいってしまった
電球が二つ見えたのは鏡の世界から現実の世界を見ていたから

友達が

「テレビのコイン入れたところを見てみろよ」

といったのは100円と書かれているところが逆になっていたから