夏休み、中学の時から仲が良かった友達と旅行に行った。
普段お互いに都会生活ばっかり、うんざりしていたので自然の中で過ごすのはいい気
分転換になった。
旅館に着く。
荷物を置き、旅館の近くの店に友達と行く。
色んなお土産を買って部屋に戻った。
そして普通に温泉に入り、飯を食い、テレビを見る。
「そろそろ布団敷くか」
友達が言った。
「そうだな」
布団を敷いてテレビを見る。
テレビは100円を入れれば~分見れると言うものだったので、友達とじゃんけんでど
っちがいれるかを争っていた。
そしてもう2人とも眠くなったのでテレビを消し、紐を引っ張り電気を消そうとした。
しかし、何故か部屋の片方しか暗くならない。
何故か電球が2つある。
友達が言った。
「おい、2つあるって・・・お前やばいぞ・・・」
何を言っているのかさっぱり分からなかった。
友達が
「テレビのコイン入れたところを見てみろよ」
震えた声で、やや涙目で俺に言った。
もう、俺はテレビの方を見ただけで、わかってしまった。
【解説】
二人は鏡の世界にいってしまった
電球が二つ見えたのは鏡の世界から現実の世界を見ていたから
友達が
「テレビのコイン入れたところを見てみろよ」
といったのは100円と書かれているところが逆になっていたから
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全ての人間が欲望を背負い、その為に戦っている。
そしてその欲望が背負い切れないほど大きくなった時、人は__ライダーになる。 ライダーの戦い が始まるのだ。
テレビも二つ、布団は4組、自分たちが2人いないとダメじゃない?
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