パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

手術

怖いか怖くないかは置いといて、友人から風邪が長引いてるからどこか良い病院を知らないかと聞かれて、飲み屋のオバチャンの話を思い出したわ。

飲み屋も不景気らしく、昼間は病院で清掃のアルバイトをしていて、たまにオペ後の清掃もやるらしく、その現場を見て愕然としたらしい。
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崖

俺が大学時代の20年以上前の話。

友達がワンボックスの車を買ってもらったからって、仲の良い女の子達も誘って、紅葉狩りに行ったんだ。

山奥で湖があって山道を歩くようなところなんだけど、結構有名なところだったみたいで、丸太で階段とか手すりが作ってあって整備されてて歩きやすいし、気温もちょうど良くて本当に気持ちよかった。

しばらく歩くと黄色と黒のロープが厳重に張られてて通行止めになってるところがあった。

コース的にそっちにも行けてしまうけど、こっちに来ちゃだめですよーって物理的に行けないように止めてあるんだけど、ロープがくくってある木をちょっと登ると越えられそうで、運動神経がよければ行ける感じ。
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岩手県大槌町

弟が東北大震災後のボランティアで、2年間大槌町って場所の旅館で寝泊まりしながら奉仕活動してて、正月帰ってきた時に聞いた話。

朝8時には旅館を出て、夕方早くて17時には帰ってくるのがいつもらしく、朝は旅館の方の好意で簡単な飯を出してくれるらしい。飯食ってると旅館の主人が出てきて

「いつもこんなものしか出せなくてごめんね。」

と申し訳なく言うんだと。

弟は、美味しい料理でこれっぽっちも不満に思ったことはない、と主人に行ったら、うちの女房が毎朝申し訳ないと思って作って行くから、俺が作ったんじゃないんだよ。こんな感じで朝はほのぼのしてるらしい。
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顔認識システム

死ぬほど怖くはないけど、じんわりと背筋が固まるような話を。

ただ、俺はこれ最恐に怖い話だと思ってる。

数年前の事。俺はとある企業でとある研究チームの一員だった。といっても白衣を着て薬品を扱うような研究職じゃない。俺達がやってたのは「カメラの顔認識システムとその応用」の研究。

1台のメインコンピュータにアプリケーションを入れて、そこに各地の防犯カメラの映像を送ると、顔を認識して「ID:0001はX→Y→Zを通った」ってログを勝手にどんどん作成してくれる、みたいな。

ただ、そんなのは当時でも結構ありふれてたから、そのベースとなる顔認識アプリケーションにじゃんじゃん機能を加えていくことになった。数撃ちゃ当たるって奴だな。
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不安

大学1年の時に休み時間によくパソコン室に行ってたんだけど、そこで俺によく声をかけてくる男子学生(B君としておく)がいた。

最初はあいさつ程度というか軽い会話程度だったんだけど、ある日B君が

「いろんな大学の学生が集まるパーティーがあるから来ないか?」

と言ってきた。

俺はそういう人の集まりが苦手だったから断ったけど、B君はしつこく誘ってきて仕方なく「行く」と答えてしまい、その「パーティー」に参加する事に。
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コンサート

従兄弟の数年前の体験談。幽霊関係ないけど。

当時、車の免許を取ったばっかりだった従兄弟。何かトラブルを起こしたら怖いと会社と家の間の移動はしばらく徒歩と電車だったそう。

そんな従兄弟、ある日残業で夜遅くまで働いていた。何とか電車に乗ることができ、電車を降りて駅を出てから家までひたすら歩く。

その家までの帰り道で従兄弟は何かが落ちているのを見つけた。革でできた何かは恐らく財布かパスケース。お人好しすぎる従兄弟はそれを交番に届けることに。

家に向かっていた足を方向転換させて逆の方向の交番へ向かった。途中の自販機でオロナミンCを買ってチビチビ飲みながら歩いていると前から人が歩いてくるのに気が付いた。
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星空

数年前の話。

オレはバイク乗りで、当時大学院の1年か2年だったと思う。

オレは、写真も趣味で、バイクに乗っては近隣ではあるが綺麗な景色を眺めたり、写真に撮ったり、星を眺めたりするのが好きだった。ってか、今でも好きなわけだが。

数年前、オレはバイク仲間(Aとする)と、K県某市の峠の側道?状になっているところに、人が全然いなくて、天気によっては星と月、夜景、富士山が見えるというすばらしいロケーションがあって、そこに行こうという話になった。

その場所に行くのは初めてではなく、何度もいったことがある場所。うまく説明できないのだが、県道が峠になっていて、そこから支道に分かれ、山の中ではあっても少し開けた場所になっているんだ。
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駅

今月末に会社をやめるもんで、職場の仲のいい先輩と珈琲屋に行って

「ホント今までお世話になりました」

「実家の方に遊びに行くよ」

なんて他愛ない話しながら2時間ぐらいしゃべってたんだ。

店を出てからそんなに遅い時間じゃなかったけど、家まで送ってもらうのは気が引けたんで最寄の駅(A駅とします)まで送ってもらった。

昔、通勤に使ってた駅だったんで、切符買ってから昔と同じようにホームにいって時刻表みながら「あぁ、後4~5分で急行来るな」とか思いつつ電光掲示板(でいいのかな?)でも停車駅一応確認しながら電車に乗った。

急行だと2駅で自宅の最寄駅につく(10分ぐらい)んだけど、20分ぐらいたってもどこにも停まらない。
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沈まぬ太陽

もう十年も前の話だが、裏の世界のようなものを見た事がある。

当時の私は友達のいないぼっち女子中学生で、放課後や昼休みは学校の図書館でもっぱら読書に勤しんでいた。

小さい図書館だった為に一年くらい通うと、興味のあった分野の本はおおかた読みつくしてしまい、次はどの分野の本を読もうかと思案していると、一冊の本が目に入った。

タイトルは「沈まぬ太陽」という本で、今でも忘れない。図書館の一番奥の本棚の、一番下の段に置いてあった。本というよりは小冊子といった方が近いかもしれない。

表紙は太陽に月が溶かされ、下にある人間界と人間も溶かされているような絵だった。表紙を見た瞬間に絵が原子力爆弾を表しているのか?と考えたがそうではなかったのだと思う。内容もまた奇妙だった。
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部屋

高校生の時、親元を離れ家賃2万の風呂無しアパートを借りて住んでいた。

その部屋にはなぜか黒いソファーが備え付けてあった。

6畳の部屋には似合わない本皮のどっしりとした大きなソファーで、大家のおじいさんが言うには、前の前の前くらいの住人が「いらないので」と置いていったとのこと。

住人が引っ越す度に「持って行けよ」と言うのだが「いや、いらないです」と断られるらしい。

それを聞いた自分は「うわあ!オカルト話でよくあるやつ!」なんて思ったが、貧乏でテーブルしか持っていなかったので、ありがたくベッド代わりに使わせてもらうことにした。

ソファーは左側の壁にピタリと寄せて置いてあり、動かそうにも一人ではビクともしなかった。
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